第2回 データワーキンググループ開催報告

プロジェクト活動|レポート

2020.9.4 Fri

概要

第2回ワーキンググループでは第1回会合での議論を踏まえて、橋田氏が参加する文部科学省「データ利活用の委員会」と、安浦氏による九州大学での取組み( 参照:超教育協会オンライン講演会「学習履歴データ活のよう重要性について」)に基づき、意見を交換した。
 
日時 :2020年8月21日(金) 14:00~15:00 ※オンラインにて開催

第2回ワーキンググループのまとめ

・マイナンバー等の基本的なIDを活用したアプリケーション用ID活用についての検討
・データの利活用の有無による学習格差への懸念
・連携する学校コミュニティによる実証実験の検討

主なコメント

・一つの組織でDB等システムを構築することは困難ではないが、マルチプルでの実施は知見が必要になる。
・各大学には独自のIDがある。どのようにトレーサブルな仕組みを構築すべきかが重要だ。
・学生のスマホデータをプライバシーに配慮して蓄積することは一定の価値があるだろう。
・昨今は「欲しいデータの種類」、「評価」は週単位で変わっている。
・一概にデータという言葉でひとくくりにはできない。
・データを「消していく」事を考えながら、どのように不変的なデータを残すかがポイント。
・アプリケーションごとに基本番号から暗号化した別の番号を作ることにより、機関ごとに持ちたくない情報は持たず、必要なときに問い合わせを行う方法により運用している。
・統一の仕組みを作らず、ブロックチェーン等で構築することも検討に値する。
・データポータビリティではデータが本人に集まり、本人が名寄せし、運用する。
・オプトアウトの権利だけ個人に残し、基本番号に対し、自分の各ID、データを本人の意志で結びつける仕組みがあれば、すぐに繋げ、うまく動くだろう。
・中央管理や分散管理も技術的費用は変わらないが、持ちたくない情報を持たない事によるコストダウンは大きい。
・自分のIDの認証ができるのは本人だけで、それらを名寄せできるのも本人だけというのが「自然」であり、「安全」だし、「安価」になる。
・経済効果が見込めないと実装が難しいというのは疑問だ。塾など、データの利活用の有無で格差につながりかねない。
・使えないデータは要らない、大学側は企業が求める教育をしていないと言うような負のスパイラルに陥るのは避けて、企業と大学の正の学びのスパイラルにデータを活用したい。

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