第11回データワーキンググループを開催しました。

日時：2022年6月3日（金）13:30～14:30

＊オンライン開催

3月発出したデジタル庁への提言より、以下の項目について議論

１）教育データに関係するステークホルダーを明確にし、それぞれの権利や義務を明確にすること。

２）学習者と教師の間での教育データとして、何を残すべきかの根源的な議論を行うこと。

３）持続的なデータの保持に関する基本的な指針を策定すること。

９）デジタル教科書利用を通したデータ利活用に向けた統一規格を策定すること。

（議論内容）

・教育は医療など公的分野のDX、すなわち社会基盤のDXとして2035年までに国と地方が一体となり、強力に推進する必要がある。
・そのためには、まずトータルビューを描き、国として総合的な計画を策定するべ き。
・同時に、ボトムアップ型のDXを推進するために、社会的なニーズを踏まえて、キラーアプリを普及させるとともに、ソフトウェア化による横展開を通じた施策を実施するべき。
・また、組織や学校を超えた人的交流や協同を進めることにより、結果としてデータの共有が拡大するように努めるべき。
・従来型の教育を前提とする制度を見直し、デジタルを十二分に利活用する教育制度を再設計するべき段階であり、教育現場の支持を得て、ユースケースの積み重ねからビックピクチャを創造するべき段階に達している。