概要
超教育協会は2025年8月20日、Manabie International Pte. Ltd. CEOの本間 拓也氏を招いて、「生成AIによるデジタル教育~これからの時代の学びとは」と題したオンラインシンポジウムを開催した。
シンポジウムの前半では、本間氏がManabieの事業を通じて見えてきた日本、東南アジア、インドでの教育現場での生成AI活用の状況を紹介し、後半では超教育協会理事長の石戸 奈々子をファシリテーターに、視聴者からの質問を織り交ぜながら質疑応答が実施された。その後半の模様を紹介する。
>> 前半のレポートはこちら
「生成AIによるデジタル教育~これからの時代の学びとは」
■日時:2025年8月20日(水) 12時~12時55分
■講演:本間 拓也氏
Manabie International Pte. Ltd. CEO
■ファシリテーター:石戸 奈々子
超教育協会理事長
▲ 写真・ファシリテーターを務めた
超教育協会理事長の石戸 奈々子
シンポジウムの後半では、超教育協会の石戸 奈々子をファシリテーターに、視聴者からの質問を織り交ぜながら質疑応答が実施された。
生成AI時代における新しい教育モデルとは?
石戸:「生成AIの進化のスピード、そして社会の変化のスピードはあまりにも速く、もはや予測すら難しいと感じています。今日のお話の中で、ベトナムでは教師の数が足りず、学校自体を建てられないという状況があると伺いましたが、日本においても同様に教師不足や過労の問題があります。その意味で、生成AIはまさに教育現場の救世主となり得るのではないかと思います。最後のページでは、学習塾や講師の役割の再定義に関してお話がありました。これだけ生成AIが浸透していく中で、従来の教科や科目の枠組みを含め、『学校でどこまでを学ぶのか』、『既存の教科体系はこれでよいのか』、『そもそも人は何を学ぶべきなのか』といった根本的な問いが突きつけられているように思います。本間さんはこの点についてどのようにお考えでしょうか。そして、そのお考えを現在のManabieのサービス設計にどのように反映されているのでしょうか」
本間氏:「どこまで学校で教えるべきか、学ぶべきかは、難しい問題だと思っています。新しいものだけを学んでも、次々に変わっていきます。基本的には、現在の主要5教科が重要ということは変わらないでしょう。いわゆる教養の一部だと思います。基礎学力のウエイトを高めながら、新しいその情報やAIリテラシーもしっかりとカリキュラムの中にうまく入れ込んでいくイメージになるのかなと感じています。ですから、カリキュラム自体が大きく変化するとは思いません」
石戸:「インターネットが普及した際にも、知識の記憶や暗記の比重は下がると言われてきました。一方で基礎学力は思考の土台であり、その重要性が不変であることには多くの人が同意するところだと思います。しかし、生成AIが東京大学の理科三類に合格できる点数を取り、さらには弁護士試験や司法試験、公認会計士試験にも合格できるようになってきた今、人間はどこまで学ぶべきなのかは、改めて議論が必要な時代に入っていると感じます。
もう一点伺いたいのは『先生の役割』についてです。デジタル導入の際にも『先生は不要になるのではないか』という議論がありましたが、そのときには『ティーチングは動画やデジタルに任せられるが、ファシリテーションやコーチングは先生の役割であり、むしろ先生はより重要になる』という説明をしてきました。
ところが先ほどのお話を伺うと、子どもたちの問いにきめ細やかに答え、苛立つことなく辛抱強く対応し、励まし続けるといったコーチング的な役割においても、AIの方が優れてきているのではないかと思います。とはいえ、私は人間の先生が不要になるとは思いません。では、そのうえで『先生にしか残らない力』とは何なのか。言語化すると、どのようなものだとお考えでしょうか」
本間氏:「ご指摘の通り、私も石戸さんと同じくティーチングは動画でできるようになり、先生方には、その分コーチングやファシリテーションという役割が大切になるということを訴え続け、それはある程度正しかったと思っています。
ただし、現在はティーチングについては、先生が実際に教えることの9割ぐらいはAIができますし、コーチングでも実際に人がコーチすることの5割くらいはAIができ、しかも、その割合がさらに拡大していくのは間違いないと思っています。
その中で先生が何をするかは、私もいろいろと考えていますが、現時点では答えがないところです。例えば、ある生徒が学習するきっかけを与えるとか、この生徒が何かを達成した時の感動を分かち合うとか、そういったところもある程度、AIが代替することはありつつ、日々の『やった!』、『なんかわかるようになった』という喜びを共有するところは、人間の方々が周りでサポートしたり一緒に喜んでくれたり、さらには時間を共有したりすることが重要だと思っています。そのあたりは残り続けると思います。
AIは設計次第です。現在は励ましてくれるモードが強めで、逆に叱ってくれなかったり、理不尽なことは言わなかったりします。ただ人生には理不尽なことも多いと思いますし、そういった人生の不条理は人間がいるからこそ言われるものでもあると思います。そういったところは、まだ人間がいるから残るものかなとは思ってはいます。ただシステムを作る側からすると、設計次第で何とでもなるとは思ってはいます」
石戸:「私自身も考える中で思うのは、たとえば親であれば、本当に子どもを愛しているからこそ、耳の痛いことでも伝えてくれます。ChatGPTのように『素晴らしいですね』と褒めてくれることも大切ですが、一方で子どもの成長のためには、時に耳の痛いことを伝えることも必要ですが、でもそれすらそのような機能を持たせておけばよいのかもしれません。
そうは言っても全面的な真の愛を注いでくれる存在であれば、存在そのものが価値であるとも考えられます。しかし、最近の調査で、親や親友よりも生成AIの方が相談しやすいという人が過半数でした。
では人間の先生や親の今後の役割は?と考えると、『自分はどう生きたいのか』、『どんなときに幸せを感じるのか』といった価値観を共に考え、つくり、共有していくことだとも思います。しかし、それも本当にそうなのか、今迷いがあるところです」
本間氏:「ChatGPTがモデルを変えて4oから5になった時に、4oのモデルで優しく寄り添ってくれていたものが5になったら冷徹な感じになったので、かなりの多くの人たちがショックを受けて『前のモデルを返してくれ』となりました。
これは非常に示唆的だと思っていて、それぐらい人間がAIに感情移入している状況が今のレベルのモデルでもあるのです。そのことが衝撃でした。それが今後、間違いなく動画やアバターのようなものになってきます。そうなってきた時に、モデルが変わった瞬間に性格が変わると、私が例えば好きだった人の性格がいきなり次の日から変わるような話であり、そういうことをやってはいけないぐらいまでインパクトが大きくなってきていると思いました。逆に言うと、テキストベースであれだけ感情移入するということは、すごい勢いで人間との差分がわからなくなるぐらいになってくる人が増えるだろうと思いますので、そこはリテラシーという意味でこれまで以上にきちんとやらないと怖いと思います」
石戸:「リテラシーについてのお話がありましたが、私もそれは必須だと考えています。これまでも『読み書きそろばん』のような基礎教養としてプログラミング教育の必修化を提案してきました。そこにAIも入ってくるわけです。
先ほどカリフォルニア州の事例が紹介されましたが、諸外国においても生成AIを基礎リテラシーとして学ばせる環境が整いつつあるように思います。もし他国の状況についてご存じでしたらぜひ教えてください。また、すべての人々に共通する基礎教養として、AIリテラシーをどの程度のレベルに設定すべきか。答えにくい問いではありますが、諸外国の事例を参考にしながらご意見を伺えればと思います」
本間氏:「エストニアはIT先進国でデジタル先進国でもあるし、デジタルやAI、生成AIのインプリメンテーションが非常にしやすい国だと思いますが、全面的にAIファーストで学校を運営していくことを掲げています。AIの使いこなし方ももちろんそうですし、AI倫理もリテラシーの一部として取り込んでいます。実際に読み書きそろばんの学習自体も、AIでブーストしていく形で満遍なく、AIありきの教育を始めている国はさまざまなところで出てきていると思っています。
Manabieがあるシンガポールでは、官僚の方々が模索しています。これが世の中のスタンダードになるといったことは、多分、どこの国も模索中だと思います。あと1年ぐらいしてAIはこういうものだとか、AIでこういうことができるようになるところはクリアになってくると思います。その中でフレームワークやポリシーは、多分、1年ぐらいで形作られると思っています。
AIは、これまでのメディアリテラシーやITリテラシーよりも、さらに高いレベルでのリテラシーが求められます。フェイクも簡単にできますし、さまざまなところに巧妙な罠を埋め込むこともできます。大人でも難しいと思いますが普通のニュースとフェイクニュースとの違いはわかりにくいですし、TikTokを見ていてもAIが作ったものなのか、人間が作ったものなのかわかりません。
それが音楽や映画にも入ってくると、もはや現実とそうではないところの違いが非常に難しくなるので、どういうリテラシー教育すればよいのかは、正直どうするのだろうと思っています」
石戸:「『気をつけましょう』と伝えること自体は当然大切ですが、今や大人でさえ容易に騙されてしまうほどレベルが高まっています。これから先、そうした状況にどう向き合うかは、まさに大人たちが真剣に考えていかなければならない課題だと思います。
ちょうど視聴者の方からも『ハルシネーションのリスクについて、教育現場での利用においてどのように対応しているのか』という質問が寄せられています。この点については、いかがでしょうか」
本間氏:「ハルシネーションに関しては2つあるかなと思っています。まずはモデル自体がChatGPTやGeminiでは、ハルシネーションが抑えられています。今回のChatGPTに対するアップデートもハルシネーションの割合が劇的に減ったところが大きな向上と思っています。テクニカル的、テクノロジー的にハルシネーションを抑えるというのは結構な割合で可能になってきているというのはあると思っています。
ただし、そこはモデルレイヤーでのお話で、我々のようにアプリケーションを作っているレイヤーからすると、我々の方で、『この中で指示してください』、『この中で教えてください』というガイドラインをしっかりと設け、それを参照して教えるような形にプロンプトをしっかり組んでいきます。そのプロンプトをしっかりとフォローするようなところはモデルレイヤーでできるようになっています。まだゼロではないですけれども、ゼロに近づいていくのは技術的に可能な話と思っています」
石戸:「少し答えにくい質問かもしれませんが、御社では教育に特化したさまざまなサービスを展開されていると思います。一方で、汎用型AIに次々と新しい機能が搭載され精度も高まってくると、『それで十分ではないか』という声が上がるのではないでしょうか。
そのような声に対して、本間さんとして『そうではない』という点を、改めてPRしていただければと思いますが、いかがでしょうか」
本間氏:「Manabieを始めた理由でもあるのですが、業務の細かいところまで理解した上で、その業務の細かいところを一つひとつAIで少しずつ良くていくところが、全体としての業務の効率化や自動化につながると思っています。汎用モデルだとそれっぽいものは出てきますが、現場で使ってみると『ちょっと違うよね』、『これだけだとまだ使えないよね』というところあって、我々は現場の方々に寄り添って課題を明確に見つけて、それを一つひとつ正しいやり方で解決していくことは、汎用のプラットフォーマーの方々はさすがにやらないと思います。
教育だけではなく、他の業界でも一緒だと思いますが、業界の細かい知識を持ち寄って行い、それをお客さんと一緒に作り上げるところが差別化ポイントになります。現場に入っていくとそこは無限にあると思います」
石戸:「まだ可視化されていない、現場にしか存在しないノウハウは数多くあると思います。特に日本がこれほど全国津々浦々で高品質な教育を実現できている背景には、先生方が持つ、文書化されていない豊富な知恵や経験が大きく寄与しているのではないでしょうか。そうした暗黙知がAIにうまく組み込まれていくと、さらに意義深い取り組みになると感じました。
視聴者からは『AIによる教育の効率化と学びの探究性、創造性をどう両立していくべきだとお考えですか』という質問がきています。今日のお話は、学習面や公務面における効率化の側面が比較的強調されていたと思いますが、一方で生成AIは探究型の学びや創造的な学びにも大きな可能性を持っていると感じます。本間さんのサービスでは、その点をどのように捉え、どのような工夫や配慮をされているのかについても、お聞かせいただけますか」
本間氏:「個人としても生成AIは探究の方で使っていて、気になることはすぐ聞いて、そこから深掘りしていたら時間が経ってしまうことが日常としてありますが、そういったものは子どもたちも間違いなくそうだと思います。
日常生きていると不思議なことや気になることがたくさんあります。歩いていても『この虫なんだっけ』、『この葉っぱなんだっけ』と考えて写真を撮るとそれを教えてくれて、そこから深掘っていけることはできると思いますので、そういったものはサービスの中にしっかり埋め込んで、それも多分、我々だけで作るというよりは、コンテンツを作られている方や教育を提供されている方と一緒に作っていき、その人たちがやりたいことを実現していくことは積極的にやっていきたいと思います。生成AIはおっしゃる通り、効率化というよりは、どちらかというと探究が得意だと思います」
石戸:「本間さんは『EdTech 2.0』を目指しているとおっしゃっています。先ほどのお話とも通じる部分があるように思い、改めて伺いたいのですが、本間さんにとってのEdTech 2.0とはどのようなものなのでしょうか。その核心や理念、そして目指す方向性についてぜひお聞かせください」
本間氏:「私の中でEdTechは何段階かあると思っていて、まずはアクセス広く届けるところがテクノロジーの活用の重要ポイントです。これまで教育が受けられなかった子どもたちでも教育を受けられるようになると、みなスマートフォンを持ち始めて、インターネットにつながったから。これはQuipperやスタディサプリでかなり実現できました。例えばインドネシアでも『Quipperを使い初めてこの村から大学生が出ました』という話がありました。
これがファーストステップかと思っています。それがEdTechの前で、1.0は効率化や、これまで時間をあることに費やしていたのを劇的に少なくし、それを徹底してあらゆる領域で行っていくことが、EdTechのもう1つの重要な役割かと思っています。
これも多分AIで実現できそうな感じはもう見えていますので、あとは頑張って地道にやっていく形かと思っています。その次がまさにおっしゃっていただいたように、そこで生まれた時間を使ってこの時代に必要な教育や、この時代に必要な学ぶべきことで、これはどんどん変わっていくと思います。それをしっかりと学べるような環境、サービスを準備するというところが次のEdTechのフェーズと思っています。
生成AIの前にも効率化が進んでいますので、デジタルで効率化されて、それで生まれた時間を生成AIで探究やこの時代を生きるために必要な力を付けていくためにサービスを設計していくことが我々もそうですし、他のEdTechの方々も含め、みんなでやっていけるとさまざまなベストプラクティスが生まれてより良い世の中になっていくと思っています」
石戸:「本間さんたちのサービスは現在ベトナムを中心に展開されており、ビジネスとしての市場規模を考えると、東南アジア全体にも大きな可能性が広がっていると思います。一方で、日本の教育にも課題が山積しており、『ぜひ力を貸していただきたい』という思いもあります。
そこで伺いたいのですが、本間さんからご覧になって、日本の教育における最大の課題は何だとお考えでしょうか。そして、もしその課題に切り込むとしたら、どのように改善していきたいとお考えですか」
本間氏:「日本の教育は基礎学力を付けるという意味においては、世界の中でトップレベルだと思っていて、そこで培ったノウハウはどんどん東南アジアや他のアジア諸国に輸出していきたいと考えています。日本とは教育観が近いところに輸出可能なものだと思っています。日本でやっていることをしっかりと東南アジアに持っていきたいと思っているという前提があります。
我々が課題だと感じていることは、私もそもそも教育をやっている1つの理由でもありますが、私の母親が先生をやっていて忙しかったことです。モチベーションは非常に高いけれども、やることが多すぎて本来やりたいことができていない状態でした。そこをなんとかテクノロジーの力で解決していきたいと考えたのです。
いろいろなことをやっているというのが、日本の教育の良さかなと思っていますので、部活や修学旅行などを削ってしまうと、『そもそも学校って何だっけ』になると思います。今やっていることをなんとか効率良くして、やっていること自体は減らさないけれども、やっていることの中身を効率化していくのが。もっとも教育の質を保った上で先生方の負担を減らし、より良い教育を届けるのに必要なことと思っています。それは学校も塾も大学も専門学校も一緒かと思います」
石戸:「先ほど『AIのリテラシー格差を生まないことが重要』というお話がありました。最大の課題がデジタルデバイドであるという指摘もありましたが、AIにおいても同様に分断を生まないことが大切だと思います。その意味で、生成AIを主体的かつ積極的に活用していくことは、特に教育現場において必須と思います。
もちろん、新しいツールにはメリットとデメリットが存在します。そこで伺いたいのですが、本間さんがこれまでの経験の中で見てこられた範囲で、教育現場でAIを導入し子どもたちが実際に利用する際に、特に留意すべき点はどのようなところだとお考えでしょうか」
本間氏:「いろいろなAIのプロダクトを紹介させていただきましたけれども、実は子どもたちに直接届けてはいません。BtoCのビジネスはやっていないのです。それは、先生方や大人の方々の監視が必要な領域だと思っているからです。それぐらいまだ新しくわからないところがありますので、基本的には先生方が、まずそこのリテラシーを高めて子どもたちに使うのを促すのを教育することが重要だと考えています。子どもたちにパッと渡すのはリスキーかと思っています」
石戸:「学校で導入するにあたっては、先生方自身のリテラシーも不可欠だと思いますが、教育現場で活用する際に特に留意すべき点はどのようなところでしょうか」
本間氏:「やはり誰かが旗を振って責任を持ってやってくださると、その学校の中でのリテラシーは進むと思いますし、その方がリーダーになってノウハウもどんどん溜まっていきます。それは若い先生が多いというのはありますが、そういった先生方を信じて、そういった先生方と一緒に学校の中での利活用のポリシーを作っていくことは重要と思っています。それにはアンバサダーのような人がいると良いと思います」
石戸:「そうですね。各学校に旗振り役となる方がいらっしゃれば、一気に広がっていくのではないかと思います。最後に、サービスの今後の展望と、教育の変化に寄せる期待について、一言お聞かせください」
本間氏:「AIがあらゆるところに入ってくるのは、不可避な動きだと思います。我々としては一つひとつの業務を見ながら、『この業務はこうやったらAIで良くなるよね』、『ここはまだAI入れてはダメだよね』と丁寧にしっかりと作り込んでいくことを地味に続けていくのが大事だと思っています。
私は大学の途中まで日本で教育受けていたので、日本の教育の良さは他の国で活動するにあたって感じています。それをきちんと他の国に輸出していく動きを我々だけではなく、さまざまな方々と協力しながらやりたいと思っています。
東南アジアでも日本の教育についての興味は非常に高いので、いろいろな分野で尊敬されています。10年後はわからないですが、今のうちにきちんとそういったものは外に出していけたらと思っています」
最後は石戸の「日本の教育が持つポテンシャルを、ぜひ世界へと発信していただきたいと思います。同時に生成AI時代の教育においても、新しい教育モデルを日本発で世界に広めていけるようになれば、とても喜ばしいことだと考えています」という言葉で、シンポジウムは幕を閉じた。

