第2回AI×教育公開型ワーキンググループ・アイデアソンレポート

プロジェクト活動|レポート

2018.10.26 Fri

概要

■日時:2018年10月25日(木)10:00~12:00
■会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6F G-SEC

 

10:00~10:30
「中国の教育分野におけるIT・AI関連サービスの市場概観」
DeNA China CEO 任宜氏

10:30~12:00
アイデアソン

内容

1回目のWGで、中国国務院がAI教育を国家戦略に位置づける発表したという話を受け、2回目ではDeNA China CEO 任宜さんに「中国教育ビジネスにおけるAI活用」についてお話を伺った後、一般参加者のみなさんも交えてアイデアソンを実施しました。

 

■中国教育ビジネスにおけるAI活用
(DeNA China CEO 任宜さん)

・中国のK12教育市場はここ6年で3倍に成長。2017年は12兆円。
・オンライン教育市場は20%以上の成長率を維持し、2108年は6兆円。
・IT化での取り組み
-オンライン化(1対Nの授業を拡張)
-データ化(データ蓄積・分析による教育手法の最適化)
・AI化での取り組み
-AI教師(アダプティブラーニング)
-AIアシスタント(画像・音声認識による自動データ取得)
・AI教師の具体成功例はYixue。1300校以上の塾に導入。100都市で実証した結果、授業前後で教師の場合1.7点UP、AI教師の場合5.4点UP。
・AIアシスタント具体例としては外国語学習や宿題支援が多い。宿題支援人気1位のアプリは月間アクティブユーザー数7763万人。
・大都市で既に普及し始めているのはテスト採点IT化と教室IT化。
・一部学校で導入顔認証導入(動き分析・表情分析):顔認証で出席管理。授業中の行動(読む、書く、伏す等)、表情(悲しい、嬉しい等)検知。

 

 

アイデアソン

多久市の横尾市長、COMPASS神野社長、東京学芸大松田副学長、ウェブリオ辻村代表、毛利靖校長、私塾会山田代表、NICT岩爪室長が各グループのファシリテーターという豪華なアイデアソンでした。合計50名以上の参加者のみなさんも一緒に、白熱した議論が行われました。

 

全体ファシリテーションはエクサウィザーズ遠藤役員にお願いをし、リクルート次世代教育研究院小宮山院長とともに企画しました。

 

教室・放課後・職員室・教育委員会/文科省・卒業後/一般という教育のシーンに分けてお題を設定。最終的にAIで実現したい教育の未来について発表をしました。

 

学校丸ごとデータ化、学習過程を全動画記録、職員室定点カメラ設置。紙中心からデジタル中心の教室へ移行、時間割の個別化、ベストプラクティス検索ツール。AIコールセンター、モンスターペアレント対応AIロボット。学校・家庭・地域連携プラットフォーム構築。入試全廃、センシングによる知覚と行動の認識。コンピテンシー分析とそのレコメンド。

 

 

メンバー

■共催:DiTT、超教育協会、CANVAS

<ワーキンググループメンバー>

礒津政明    ソニー・グローバルエデュケーション代表取締役社長
乾健太郎    東北大学 大学院情報科学研究科 教授
理化学研究所 革新知能統合研究センター
自然言語理解チーム チームリーダー
遠藤太一郎   株式会社エクサウィザーズ 執行役員
小宮山利恵子  リクルート次世代教育研究院 院長
佐伯宜昭    情報通信研究機構(NICT)知能科学融合研究開発推進センター
副研究開発推進センター長
神野元基    株式会社COMPASS代表
高村大也    産業技術総合研究所 人工知能研究センター 知識情報研究チーム長
辻村直也    ウェブリオ株式会社代表
成見由紀子   NHKエデュケーショナル 事業推進室コンテンツ事業開発主任プロ
デューサー
任宜     DeNA China CEO
平井聡一郎 情報通信総合研究所 特別研究員
本庄勝     株式会社KDDI総合研究所 研究プロモーション部門
教育・医療ICTグループ 研究主査
松田恵示    東京学芸大学 副学長
山田未知之 株式会社私塾界 代表取締役
横尾俊彦    佐賀県多久市 市長、全国ICT教育首長協議会 会長
中村伊知哉   DiTT専務理事、慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授
石戸奈々子   超教育協会理事長、NPO法人CANVAS理事長

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