第4回AI×教育公開ワーキンググループ レポート

プロジェクト活動|レポート

2019.1.15 Tue

概要

AI×教育WG公開ワーキンググループを開催しました。
今回は、(株)エクサウィザーズ代表取締役社長 石山洸氏にプレゼンをいただき、後半はワーキンググループメンバーによる議論を実施しました。


日時:12月10日(月)10:00~12:00
場所:赤坂シュビア(東京都港区赤坂2-14-5Daiwa赤坂ビル内1F)
     

<プログラム>
10:00~10:30 講演
10:30~12:00 議論

前半講演

「AI教育の具体的活用事例と今後の発想 – AI利活用による1億総藤井七段化計画 -」
 石山洸氏 株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長


アラン・ケイの『Media Revolution』という概念があるが、これはテクノロジー、メディア、リテラシー、レボリューションが四位一体となっているというもの。
例えば、宗教改革は、グーテンベルグの活版印刷(テクノロジー)⇒聖書の大量印刷(メディア)⇒(識字率のアップにより教会の教えに疑問を持つ(リテラシー)⇒レボリューション(宗教改革)という流れで起きている。

 
AIのテクノロジーによって、如何に新しいリテラシーを教育することができ、どんなレボリューションを起こすのかを考えるのが重要なこと。

 
世界の多くで語られているさまざまなケイパビリティは、『フィクションを作る力(日本は弱い)』と『フィクションをノンフィクションにする力(日本は強い)』に分けられるが、今後、日本が弱い『フィクションを作る力』をどうやって養っていくかがAI時代に重要なこと。

 
以下の4Sをどのように育むか?
1. SENSE(能動的に社会課題を取材する力) どういうふうに育むか?
2. SF物語(介護の世界でサイエンスの力で解決する等のサイエンスによる
      課題解決のストーリーをつくる力)
3. SHARE(SNS等で繋がり仲間を作る力)
4. SHIFT(仲間と最後までやりきるチームワーク、リーダーシップ力)

 
AIが仕事を肩代わりすることで仕事が奪われるのではなく、AIができない残りの仕事だけを効率よく学習することで仕事に就くことができる。コーチングAIにより、ベテランの仕事を効率よく学習できるようにすることで、『1億総藤井七段化計画』も実現することができる。

後半議論

将来のAIの教育への利用を促進するためのイメージを共有に向け、石戸理事長から「20××年の学びの姿」についての案を教室、職員室など様々なシーン 毎に提示。イメージ共有のための映像化をWGとして今後進めて行くにあたり、WGメンバーから視点として加えるべき点などにつき活発に意見が出された。

 

今後頂いた意見を基に絵コンテを作成し、映像化に向けて検討していく事になった。

<AI教育WGメンバー>

(*50音順・敬称略) 
礒津政明   ソニー・グローバルエデュケーション代表取締役社長
乾健太郎   東北大学 大学院情報科学研究科 教授 理化学研究所
       革新知能統合研究センター自然言語理解チーム チームリーダー
遠藤太一郎  株式会社エクサウィザーズ 執行役員
小宮山利恵子 リクルート次世代教育研究院 院長
矢野博之   国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
       オープンイノベーション推進本部ソーシャルイノベーションユニット長
神野元基   株式会社COMPASS代表
高村大也   産業技術総合研究所 人工知能研究センター 知識情報研究チーム長
辻村直也   ウェブリオ株式会社代表
任宜     DeNA China CEO
平井聡一郎  情報通信総合研究所 特別研究員
松田恵示   東京学芸大学 副学長
毛利靖    つくば市立みどりの学園義務教育学校 校長
森住俊美   日本電信電話株式会社 情報ネットワーク総合研究所
山田未知之  株式会社私塾界 代表取締役
横尾俊彦   佐賀県多久市 市長、全国ICT教育首長協議会 会長
中村伊知哉  DiTT専務理事、慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授
石戸奈々子  超教育協会理事長、NPO法人CANVAS理事長

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